無印良品に学ぶ

以前、無印良品2002年メッセージで「無印良品の未来」を読み凄く感銘し、学びました。
内容としては、個性や流行・商標の人気を価格には反映しないモノづくり。
目指すのは「これがいい」ではなく「これでいい」、「が」ではなく「で」。
「が」の中には微かなエゴイズムや不協和が含まれるが、「で」には抑制や譲歩を含んだ理性が働く。
しかし、「で」の中にはあきらめや小さな不満も含まれる為、「で」のレベルを高い水準に上げる事を目指す。

正に目からウロコでした。私たちが目指す方向性が具体的に書かれておりました。しかも分り易く。
長年、国内外から仕入と企画生産（モノづくり）に携わり、日本・海外の職人さんの現場を今まで沢山見てきました。
モノづくりの情熱を肌で感じてきました。
そして私たちの思いは、もっと「イイモノ」「価値」を知って欲しい、感じて欲しいと…。

しかし、価値ある品質はブランド（商標）が多く、使い手を選びます。
「これがいい」は個性を強く放ちます。主役は使い手です。
私たちのモノづくりはシンプルであり、主役を引き立たせる事を目指します。
一番伝えたい価値に力を集約し、極力不要を削ぎ落とす。（トレードオフ）
「シンプル」「価値」「価格」のバランスを大事にし、世界の価値あるモノを
一人でも多くの方に体感して欲しいと願っています。

私たちが今まで培ってきた経験を、
一歩踏み出し世界を知ろう自然を感じようとする
全ての人に…
そして人生という時間は今よりもっと楽しくなる…
私たちはそう考えます。